ようこそ ゲスト
小中大
クイックオーダー 
ごあいさつ
創業の精神・企業理念
事業内容
会社概要
私たちの取組み
みつばち文庫
ミツバチの童話と絵本のコンクール
エコスクール
みつばち教室
文化セミナー
植樹活動
ネパール植樹活動
内モンゴル植樹活動
子どもたちの子どもたちの子どもたちのために。
環境への取り組み
風力発電システム
ソーラーシステム
みつばち牧場

新着情報
採用情報
お問い合わせ
ショッピング
みつばち広場

当サイトはTRUSTeプライバシープログラムのライセンシーです。

みつばちの童話と絵本のコンクール


「梅雨明けの夏空」A

子どもの部   佳作
 東 里見(神奈川県)

――――――――――――――――――――

 校舎から出た夏奈の足は、自然とあのミツバチのいる、花壇へ向いた。

さっきより足取りは軽い。だから、地面に溜まった雨水が、ばしゃばしゃ、とはねた。夏奈は、お母さんに怒られることを確信した。

 花壇に着いた夏奈は、驚くべき光景を眼にした。

ミツバチたちの乗っている夕顔が、虹色になっているのだ。夏奈が眼をこすってみても、変わらない。夏奈はこの不思議な光景を、ずっと見ていることにした。

しばらくして、ミツバチたちが、夕顔の蜜を吸い始めた。すると、不思議なことに、夕顔の色がどんどんなくなって、ミツバチに移っていく。

「わぁっ!」

 夏奈は、思わず声を上げた。

ミツバチたちが、一斉に飛び立つ。ミツバチたちが飛び立ったあとには、一匹一匹の、赤やピンクの色が残っている。七匹のミツバチが飛び立ったあとには、虹ができているのだ。そして、その虹が出たところは、切り開かれたように、青空が見える。

夏奈は、この様子を瞬きするのも忘れてじっと見詰めていた。ミツバチたちは、地球の丸い形にそって飛んでいく。雨上がりの空に、大きな虹ができた。

「すごーい!ちょうきれい!」

夏奈は、思わずこういった。

 もうすぐ、夏が来ようとしている。

夏は、夏奈の大好きな季節だ。夏の、あの真っ青な空が、暑さをものともせずに働いている虫たちが、宿題先にやるぞ!と張り切っている夏が、夏奈は大好きなのだ。

夏奈は、夏への第一歩にふさわしい虹だ、と思った。そして、

「ミツバチさん、素敵なプレゼントありがとう。」

と、大きな虹に向かっていった。

 

明日は、夏奈の誕生日だ。虹色のミツバチは、空から夏奈へのプレゼントだったのかもしれない。

 

夏奈はもう一度、虹を見た。間違いなく、美しいと、思った。


――――――――――――――――――――

前のページへ ← 
トップへ

フリーダイヤルでもご注文・お問い合せを承ります。詳しくはこちらをクリック
TRUST-e 山田養蜂場WebサイトはTRUSTeのライセンシーです。
山田養蜂場Webサイトでは個人情報保護のため、SSL暗号化通信を採用しております。
JADMA 山田養蜂場は、(社)日本通信販売協会の会員です。
株式会社山田養蜂場(岡山県鏡野町) Copyright(C)2008 Yamada Bee Farm All Rights Reserved.