「ハチミツくびねっこ」
ミウミウが ひなたぼっこを していると どこからか あまいにおい。 だいどころで ハナちゃんが ハチミツの ビンのふたを あけたところでした。
「それなあに? いいにおいが するけれど」 「これはねぇー」 ハナちゃんは おはなしを はじめました。 「はなたちが たいように むかって 『おはよう!』というと のどの おくの あさつゆが あまーくなってゆきます。 そこへ ミツバチが きて 『ミツを わけて くださいな』 『ええ どうぞ。かわりに うたを きかせてね』 『ブン、ブン、ブン…』 で、これが その ハチミツです」 「すてきね。すきとおって こがねいろ」 ミウミウの のどは ゴロゴロ なりだしました。 「たべたい? じゃあ ひとくち どうぞ。アーン」 「アーン」
ミウミウは くねくねぐねぐね おおあばれ。 「ごめん ふいてあげる」 ハナちゃんが タオルを もってくると 「いやよ もったいない」 といって そとへにげて しまいました。