「けんたのなつやすみ」
なつやすみ、 けんたは やまのみえる あたらしい いえに ひっこしてきた。
「みどりが いっぱいで いいとこだろう」 「うん」 「ちょっと とうさんの かいしゃがとおいけどな」 でも とうさんは うれしそう。 「このへんは かぶとも くわがたもいっぱい いるんだぞ。 こんど いっしょに むしとりに いこうな」 「うん、やくそくだよ!」 とうさんが むしかごと あみを くれた。
「ご、ごめんなさい…」 「ははは、あのはこが きになるんじゃろ?」 「うん」 「はいってこんかね。わしはとしぞう」 「ぼく、けんた」