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偶然助けたクマが 自分のために そんなことを
してくれるとは思いもしませんでした。
そして 今までの自分のことを考えました。
「ああ…ぼくはこれまで 誰かのために
何もしようとしなかった。自分のためだけに生きていた。ぼくが誰のことも助けようと
しなかったから ぼくを助ける友達もいなかったんだ……」
チチは自分がクマの仲間だと思われるのがイヤで、
クマに冷たくしたことを はずかしく思いました。
本当はみつばちの仲間のところへ 帰れなくなるのが こわかったのです。
でもチチは こわがるのをやめました。
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