一般の部 佳作
うめだけいこ(埼玉県)
ちょっとかんがえて、でんきやさんに はいりました。 「いらしゃあーいまし。」 「ええと、100ワットのでんきゅうを 1つください。」 ぼくは、パパのかいたメモを、そのまま よみました。 「はちワットしか、ありませんよ。」
よくみると、でんきゅうのなかに、たくさんのはち! 「これじゃ、パパにおこられる。ちゃんとしたのください。」 「ああ、きみ、しらないの?はちでんしょのでんきには、はっこうばちをつかうの。 あかるくて、きれいよ。たまがきれたら、にがしてね。」 へんなの。はっこうばちだって! ぼくは、パパともういちどこようとおもって、なにもかわないで、おみせをでました。
きんぎょばちも、きばんでて、きたない。しかくくないし。 「ふるいプラスチックの、きんぎょばちはいやです。」 「このまちのはつめいひん、『はちみチック』を『ふるいプラスチック』と まちがうなんて。ごみにならないし、こんなにあんぜんで、すばらしいのに!」 おみせのひとは、おこってきんぎょばちを、ばりばりたべてしまいました! 「さよなら。」 ぼくはこわくなって、そとにでました。
こんなにまわったのに、ぼくはなにも かってません。おなかもすいてきました。 おうちには、しょくパンが 1きんあったはず。 そうだ... “はちみつや”にはいりました。 もう、はちばかりのへんなまちなら、 ここがいちばんまともなはずです。 ぼくって、あたまいい! 「いらっしゃいませ。」
「それでは、はちマイスター。しょくパンにぬってたべる、やすいのありますか?」 たかそうなおみせなので、おかねがたりるか、しんぱいになったのです。