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第17回 山田養蜂場文化セミナー 山田養蜂場の社会貢献活動


2002年1月26日(土)、山下惣一氏を迎え、
第17回山田養蜂場文化セミナーが開催されました。

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佐賀県で農業を営むかたわら執筆活動を続け、農の現場から送る熱いメッセージで注目されている山下氏。「どうなる農業、どうする農村」というテーマのもと、現在の日本の農業や食文化が置かれている危機的状況を鋭く指摘するとともに、これからの日本の農業のあり方についてお話しいただきました。
山下氏は、「現在、人々の農業に対する関心が薄れてしまい、自分たちの命を支える食べ物がどうやってできているのかさえ知らない人々が非常に増えている」と指摘。農業を取り巻く状況が厳しくなっていくなかで、「生産者のすぐそばに消費者がいる」という優位性を生かし、地域における循環経済の中に農業を根付かせていくことこそ、日本の農業の活路ではないかとさらに指摘。
地元で採れた旬のものを食べるのが体にもっともよいという「身土不二(しんどふじ)」の考え、環境保全に対する貢献、あるいはお年寄りの生きがい創出などの観点からも農業の存在意義をアピールし、地域住民の財産として認められる農業のあり方を目指す必要があり、また、そのような農業を行うのに日本はもっとも適している、と提言されました。
この日は農家の方々も数多く来場いただき、皆さんたいへん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。講演終了後の質問コーナーでも多くの方々から質問が出るなど、これからの農業・農村のあり方に対する人々の関心の高さがあらわれたセミナーとなりました。
山下惣一氏プロフィール
1936年、佐賀県唐津市の農家の長男として生まれる。中学卒業後、農業に従事する。現在、米のほか果樹、野菜などを作る。
 農業のかたわら創作活動を続け、69年に「海鳴り」で日本農民文学賞を受賞。また79年に地上文学賞受賞の「減反神社」は直木賞候補にもなった。日本農民文学会会員。
 政治団体である農民連合九州の共同代表。アジア農民交流センター代表でもあり、東南アジア、欧米各国など30カ国以上の農村を歩いた。
 著書は「野に誌す」「ひこばえの歌」「この大いなる残飯よ!」「身土不二の探求」など多数。




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