ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール 第18回
- ページ
- 128/190
このページは ミツバチの童話と絵本のコンクール 第18回 の電子ブックに掲載されている128ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ミツバチの童話と絵本のコンクール 第18回 の電子ブックに掲載されている128ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ミツバチの童話と絵本のコンクール 第18回
「ここからは、まろのしごとだよ」まろは「ワンワン」とへんじをすると地じ面めんのにおいをかぎながら歩あるきだしました。しばらく行い くと、まろがきゅうに「ワン」と言い って走はしりだしました。みっちは見み つけたんだなと思おもって、後あとをおいかけました。するとまろは、草くさむらの中なかでウンチをしていました。みっちはがっかりして、ウンチをひろいました。まろは「ごめんなさい」と言い うと、またにおいをかいで歩あるき出だ しました。またまろが、走はしりだしました。こんどこそと思おもって、いそいでおいかけました。するとこんどは、うれしそうにしっぽをふって、なかよしのわんちゃんと、「こんにちは」のあいさつをしていました。「またかよ。しごとにしゅう中ちゅうしろ」と、みっちは言い いました。まろは、ごめんなさいという顔かおをしてこんどこそしんけんに、においをかぎはじめました。126