ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール
- ページ
- 73/176
このページは ミツバチの童話と絵本のコンクール の電子ブックに掲載されている73ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ミツバチの童話と絵本のコンクール の電子ブックに掲載されている73ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ミツバチの童話と絵本のコンクール
73「はい どらちゃん めしあがれ」りかこおねえさんが どらの てのうえに ほわーんと はちみつのかおりのする まあるい ものを のせました。きつねいろの カステラ みたいなかわの あいだに あんこが はさまってぷっくりと ふくらんでいます。くん くん これ なんだろう?あんまり いい におい だったので どらは おもわず ぱっくん もぐもぐ。「おいしーい」「どらちゃん。これは どらやき っていう おかしよ」りかこおねえさんは うふふ とわらって いいました。「えっ どらやき?」どら どら やき やき どら やきやきどらは やっと きが つきました。「なーんだ なーんだ。ぼくをやくんじゃ なかったんだ。こんなに おいしい おかしの ことだったんだー」