ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール

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概要

ミツバチの童話と絵本のコンクール

73「はい どらちゃん めしあがれ」りかこおねえさんが どらの てのうえに ほわーんと はちみつのかおりのする まあるい ものを のせました。きつねいろの カステラ みたいなかわの あいだに あんこが はさまってぷっくりと ふくらんでいます。くん くん これ なんだろう?あんまり いい におい だったので どらは おもわず ぱっくん もぐもぐ。「おいしーい」「どらちゃん。これは どらやき っていう おかしよ」りかこおねえさんは うふふ とわらって いいました。「えっ どらやき?」どら どら やき やき どら やきやきどらは やっと きが つきました。「なーんだ なーんだ。ぼくをやくんじゃ なかったんだ。こんなに おいしい おかしの ことだったんだー」