ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール
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ミツバチの童話と絵本のコンクール
63「はい どらちゃん めしあがれ」りかこおねえさんが どらの ての うえに ほわーんと はちみつの かおりのするまあるい ものを のせました。きつねいろの カステラ みたいな かわの あいだに あんこが はさまってぷっくりと ふくらんでいます。「どらちゃん。これは どらやき っていう おかしよ」りかこおねえさんは うふふ と わらって いいました。「えっ どらやき?」どら どら やき やき どら やきやきどらは やっと きが つきました。「なーんだ なーんだ。ぼくを やくんじゃ なかったんだ。こんなに おいしい おかしの こと だったんだー」くん くん これ なんだろう?あんまり いい におい だったので どらは おもわず ぱっくん もぐもぐ。「おいしーい 」