ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール
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ミツバチの童話と絵本のコンクール
59「うっしっし。はちみつはおいしいなー」どらは ごきげんで はちみつをなめています。そこに どらと なかよしのみつばちたちがとんできました。「どらちゃん どらちゃん。たいへん たいへん。りかこおねえさんがどらちゃんを やくっていってるよ」「ええっ 」そのとき キッチンで ごとっと おとが しました。みると いっぴきの ねこが はちみつの びんを かかえて にげていきます。「こらーーっ 」れんげやまに すんでいる のらねこの どら です。どらは はちみつが だいこうぶつで ときどき こうして ぬすんで いくのです。まったく こまった どらねこ です。ぷっくり ふとった どら どらねこ。はちみつ だいすき どら どらねこ。「あっ、そうだ 」りかこおねえさんの めが きらりーんと ひかりました。