ブックタイトルミツバチの童話と絵本のコンクール
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ミツバチの童話と絵本のコンクール
そのとき キッチンで ごとっと おとが しました。みると いっぴきの ねこが はちみつの びんを かかえて にげていきます。「こらーっ 」れんげやまに すんでいる のらねこの どら です。どらは はちみつが だいこうぶつで ときどき こうして ぬすんで いくのです。まったく こまった どらねこ です。ぷっくり ふとった どら どらねこ。はちみつ だいすき どら どらねこ。「あっ、そうだ 」りかこおねえさんの めが きらりーんと ひかりました。「うっしっし。はちみつは おいしいなー」どらは ごきげんで はちみつをなめています。そこに どらと なかよしの みつばちたちが とんできました。「どらちゃん どらちゃん。たいへん たいへん。りかこおねえさんが どらちゃんを やくって いってるよ」「ええっ 」49